彫金職人”ともさん”の仕事と趣味の話

鎚の音 ~つちのおと~

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マス留め

通常は平らな面に加工するのですが、
こちらの品物(指輪)は最初からマス目状にすり込んであります。

m00.jpg



とは言っても、このまま留めてしまう訳にもいかないので、やはりここはいつも通り、

先ずは
皿もみをして、

m01.jpg



爪の枠取りをして、

m02.jpg


マスの面をハツって(彫る事をハツると言います)、

m03.jpg


皿もみを微調整して、

m04.jpg


石をのせて爪をかけて、
爪を丸めて、

m05.jpg


出来上がり(^^)

m06.jpg





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留めの種類

久々の更新です(笑)。

石留めは大雑把に分けると
爪留めと彫り留めの二種類あります。

で、彫り留めの種類ですが、

毛彫り4点留め
片きり4点留め
レモン留め
なわ留め
後光留め(五光留め)
ます留め
連ます留め
甲すくい抜き
毛彫り抜き
あわ留め
パヴェ
チョコ留め
すり出しえぐり爪(炎爪)

・・・といった所でしょうか。

その他には飾り玉1個入りとか2個入りとか・・・


一口に彫り留めと言っても結構な種類がありますね。

実際に注文で多いのはこれらの内の半分くらいですが。



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チャームリングの石留め

IMGP6820.jpg

こちらのチャーム枠、作り替えだそうで、
石の大きさがメランジ(混合)になってます。

留め方はよくある甲すくい抜き。

17ps留めで使用するドリルは1.9~2.5mmの7本
その差、0.6mm
IMGP6822.jpg


でも枠の幅は2.7mmで、ほぼ一定・・・

小さい方の石はちょうどいい感じなんですけど、
大きい方の石は枠の幅にほとんど余裕なし。
IMGP6825.jpg

で、やっぱり、こうなりました。
IMGP6829.jpg

あんまりギリギリだとドリルで皿もみした時や線彫りの際に、
フチの部分の地金が外に伸びちゃうんです。

まぁ、仕上げれば大丈夫な場合がほとんどですけど
こういうシンプルな枠って以外と難しいんですよねぇ。

一応、ウチでサラッと仕上げときました。
IMGP6835.jpg

後は仕上げ屋さんにおまかせしましょう。

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チョコ留め

チョコ留めという留め方があります。

石の周りに丸い照り返し(チョコ皿といいます)をつくって留めます。
印台などの平らな面に留めるのであれば何も問題は無いのですが、
平打ちや甲丸リングの場合少しばかり厄介です。

tyoko.jpg
例えば平打ちの場合、面がカーブしているため、素直にチョコ皿をもむと右の絵のように左右がつぶれたようになってしまいます。リングサイズが小さい時と石が大きい時ほど顕著です。
左の絵のようにするべく、カッター等を使って破線の部分を削っていくわけですが、
今度は爪の位置が下がってしまうので爪がかかるように石を沈めた時に天地が沈みすぎてしまうことがあります。
どこまでチョコ皿を丸に近づけるか、悩ましいところです。

tyoko01.jpg
チョコ皿を作って磨いたところ

tyoko02.jpg
石をのせたところ

tyoko03.jpg
爪をかけて、一先ず完了。
この後、最終仕上げ。

判り辛い写真ですみません


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バチカンに石留め

ご自身で作品を作っておられて石を留めたいとお考えの方・・・

石の厚み(高さ)にはご注意を・・・


特にペンダントトップのバチカン部分に留める場合、

石のキューレット(底の尖った部分)が裏に飛び出すと

石は落ちるわ、チェーンはキズになるわで悲惨です・・・


バチカンに限ったことではありませんが、

くれぐれも留める部分の場面の広さだけで石の大きさを判断なさりませんように・・・




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